顔に汗をかきやすい
顔の汗がすごいことに
顔汗だけがとまらない

などなど 汗かきさんは色んなタイプがありますが
顔や額、頭部の汗に困っている女性は多いのではないでしょうか。

汗かきの女性

部分的に汗をかく局所的発汗に見られる ワキの汗や手汗、足汗とは違って 顔汗は 衣服などで 隠す事ができないので とっても恥ずかしい思いをする場面がたびたびあります。

額や顔の汗かきには 大きく分けて 2つのタイプがあり、
女性特有の発汗には2つの時期があります。

女性特有の発汗には2つの時期がある

産後の産褥期(さんじょくき)の多汗
更年期障害 ホットフラッシュなど

女性特有の時期による発汗多汗症ともいえる症状ですが
女性ホルモンの著しい減少による卵巣機能の衰えが関係します。

更年期は生理があがる時期で ~50歳前後の女性に起こる症状です。

産後の女性の身体も更年期に似たような変調があります。
一時的に 女性ホルモンが減って 男性ホルモンが優位になったり と
体温調節や汗腺の機能が調節がうまく働かなくなり 汗をかきやすくなります。

産後の産褥期(さんじょくき)に出る 多い汗は 普通は時間がたつと自然に治ります。
その時期はあせらずに リラックスッして かわいいわが子と過ごしましょう。

気にしすぎると 精神性の発汗が加わり その後の長い間、精神性の多汗症に悩まされる事もありますので。

更年期の発汗やホットフラッシュが気になる方は ↓↓

顔や額の汗が多い原因 2つのタイプ

顔汗や頭の汗、額の汗などが すごい大量の汗が吹き出す場合、
顔面多汗症と診断される事があります。

その原因は主に 2つ。

精神性の発汗
汗腺機能の低下 によるものです。

精神性の発汗による顔汗

精神性発汗とは 読んで字のごとく緊張やストレスによって起こります。

この汗は 身体全体に存在する普通の汗腺 エクリン線からの汗ですが 精神が緊張を強いられた時に 緊急時と錯覚して大量に発汗されます。

首から上の部位は 大事な部分ですから 脳みそが熱くなりすぎて ヒートアップしないように 汗を出して冷まし 守らなければなりません。

顔面や額、頭部は エクリン線の密度が濃く 特に額(ひたい)の部位はエクリン腺が密集している事がわかっています。

精神性発汗が出やすいところは 以下の3箇所が代表的ですが

顔も精神性の発汗がでやすい部位なのです。

汗腺機能の低下で 顔や頭部の汗が多くなる

ふたつめは 腺機能の低下によって起こる現象です。

汗腺とは 汗の出て通る線を言いますが 物理的にはたぶん細いものでしょうか。
か弱いような気がします。

人の汗腺は ~500万個以上あるといわれていますが 半分ぐらいしか活躍してないそうです。
残りの半分は 休んでいるか 使えなくなってしまった状態にあるか…

  • 実際に汗を出す働きをしているのが 能動汗腺
  • お休みが 休眠汗腺
  • 使えないのが 汗腺機能の低下 となります。

汗をよくかく人は 汗腺が人より活発で 過剰なほどの汗かき活動をしているものだとばかり思っていました。

実際は 汗を出す作業をサボってたり、使えない状態汗を出せない状態の汗腺のほうが多くなってたりするわけですね。

顔面や額、頭部は エクリン線の密度が濃く密集していると先述しましたが 脳に近い部位ほど汗腺が活発化しているといえます。

逆に言いましたら 脳から遠ざかる部位ほど 汗腺機能の低下は起こりやすいのです。
下半身や 腕や足などの末端になります。

汗をかく仕組みは 身体の温熱を 汗出す事により下げる事。
体温を一定になるよう 調節するのがお役目です。

ところが、
腕や足など身体の末端の汗腺が機能低下してしまい 末端から汗を出せなくなってしまうと
汗腺が発達した部位首から上の頭部、顔面の汗腺にしわ寄せが来てしまうわけです。

汗腺機能が低下してしまった 下半身や腕や足から汗が出ないとなると 体温を下げる作用が機能しなくなりますので ピンチを感じた脳みそは 汗腺が発達した 顔面や頭部から汗をたくさん出そうとして体温を保とうとするのです。

これが 汗腺機能の低下で 顔や頭部の汗が多くなるメカニズムです。

身体の汗腺機能が低下する原因は?

GWや夏など 休みも多く取れますし キレイな服を着て おしゃれに出歩きたいものですが
なんせ 暑いと汗をかきます。

これは誰しも不快なものですので 避けれるなら避けたいですよね。
そんな欲求を満たす為に 現代人の生活や環境は 過ごしやすく快適なものとなってきました。

代表的なものが ↑↑ この3つでしょうか。

  • クーラーなどエアコンの普及で 一年を通して 体温調節を機械に任せてしまっています。
  • 速さとラクで快適を求め 移動する為に歩いたり走ったり運動する事が減ってきました。
  • パソコン・スマホの普及で 座っている時間が長く ますます 身体を動かさなくなってきています。

もちろん これだけではありませんが
身体全体から汗をかく習慣が確かに少なくなってきていますよね。

だって 意図しない時に出る汗って 不快ですもの。
スポーツとか わかっている時は すがすがしいモノですけど。

現代人は運動不足だと言われてますが それも含めて 全身からの
汗を出さない事が 身体中の汗腺機能の低下を招いている原因。

その結果、汗腺機能の発達したところにシワ寄せが行き 顔まわりや 頭部の汗を大量に分泌することになろうとは…

快適な生活と引き換えに まさか 自分が多汗になるなんて・・・
こんな事 誰か 想像してたでしょうか?

顔や額の汗を抑え 改善するには?

顔汗や顔面多汗症を改善するには、自分の顔汗が 精神性の発汗なのか 汗腺機能の低下によるものなのかを 精査する必要があります。

汗腺機能の低下を防いで 汗腺機能を活発にさせるために お風呂で実践できる 汗腺を鍛えるトレーニング方法などがあります。

汗を出さなくする為に 汗を出す… という 一見 矛盾した事のようですが 汗腺が活発になり サラサラした良い汗を全身から満遍なく出す事ができたら 偏った汗の出方が緩和されていきます。

その結果 精神的な負担も軽減されて 顔の汗も減っていくのです。

顔面の多汗症の治療法は 脇の下などの 切開手術や神経ブロックのような有効な手段が無いようです。

精神性の発汗である場合は 自律訓練法などが考えられます。
それ以外は 最適な治療方法が確立されていません。

お医者さんでは 塩化アルミニウム液などで 額の辺りを塗布したりするようですが 顔なので かぶれや 肌疾患など 副作用的な症状が心配です。

顔の汗を止めたい場合、脇の下のように制汗剤を付けたりする事は
出来ないといわれてきましたが 時代は進化してきています。

顔専用の お肌に優しい制汗剤なども登場してきていますので
有効であれば使ってみると 汗が軽減できると思います。

精神的な不安や 「汗が出るのでは…」という予期不安が解消される事が何よりの解決策です。

逆に言えば 汗が出ると思っている場面で 汗が軽減される、もしくは 出なかった!よかった! という小さな体験を重ねていけば 良い方向に向かっていくものです。

そういう経験を作る為に できることからやっていきましょう。