気温や運動などで 体熱を下げるために出る汗かきと それとは関係なしに 冬でもいつでも だらだらと汗をかく 多汗症とは違うもの。

手のひらや 足裏・脇の下・顔 額など 全身~部分的に出る汗の 多汗症傾向に悩んでいる方は ストレス過多の現代では 増加の傾向にあります。

自律神経の乱れは発汗を誘発する

手汗や脇汗、ワキガなどは 子供から若い方にも症状のある方も多くいらっしゃって 低年齢化が顕著であり 局所多汗症の原因の 大きく割合を占めるのが『精神性の発汗だよ!』と言われれば

精神的なもの 緊張や不安 心の問題 気が弱いとか 小心者 …etc とか 自分のせいだと 思ってしまうのではないでしょうか。

世の多くの人は そう思っている人が多数です。気にしすぎ…とか何とか。

多汗症の発汗は それとは 似て非なるもの ともいえますが 精神的な緊張やストレスが加わると 汗は ますます出てきますので 切り離せない関係である事は確かです。

気持ちの持ち方などの 精神的な事だけが原因ではなく、交感神経が過剰に反応する 身体機能の(自律神経)失調により引き起こされる 発汗の状態を 多汗症と分類されます。

そもそも自律神経ってなに?

局所多汗症の場合、発汗を促す交感神経が 人よりも興奮しやすいのではないか ともいわれていますが ただの汗かきではなく そもそもの原因は 交感神経の過剰反応にあります。

多汗症の発汗には 自律神経というものが大きく関わってきます。

自律神経が乱れると 体の不調を引き起こす 引き金となります。
多汗も 体の不調のひとつの症状です。

この 自律神経が乱れるとは よく言われる言葉ですが 一体、どうなってしまう事なのか?

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自律神経とは 人々の意思とは関係なく 生命の維持に関わる あらゆる器官の働きをコントロールする神経

循環器、消化器、呼吸器などの活動を調整するため 発汗や心拍 消化などに関わり 胃や腸を動かしたり 血液を流したりしてくれる 生きていく為の 大切な神経の事をいいます。

交感神経系と副交感神経系

自律神経は 交感神経系と副交感神経系の 2つの神経系で構成されています。

交感神経おもに昼間の活動期に活躍する の神経

役割活動や運動 興奮 ストレスを感じている時 緊張時に作用し発汗を促す、他

副交感神経おもに夜間の睡眠中や休息時に活躍する の神経

役割心身に落ち着きを与える 修復する リラックスしている、他

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車のアクセルとブレーキの役割の関係 とも よく例えられて言われています。

この交感神経と副交感神経が その時々によって入れ替わって 上手く立ち回って 心体機能をスムーズにコントロールしてくれるのですが

うまく切り替えできずに バランスが崩れる事を 自律神経が乱れる と 言います。

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発汗をコントロールして 汗腺を司るのは 交感神経のみです。

汗をかく事に対しての 嫌な感情・恐怖心など 無意識のうちに感じ取っていますので

ストレスや緊張 不安などが訪れた時に 体の危機を過剰に感じ取ってしまい 交感神経が優位に立ったままの状態になります。

自律神経が乱れると

自律神経が乱れると 体には思いもよらない不調が現れます。

抑うつ気分や 情緒不安定 不安感 緊張 イライラなどの精神的なものから

  • 便秘 下痢
  • 疲れやすい とれない
  • 動悸 息切れ
  • 肩こり 頭痛
  • 顔のほてり
  • めまい 立ちくらみ
  • 不眠
  • 吐き気
  • 食欲不振
  • 生理不順
  • だるさ 倦怠感
  • 血圧の上昇 乱高下…

身体的な不調まであげると さまざまな症状があり 数えきれません。

自律神経が乱れると ワタシもそうなのですが 何かの病気じゃないかしら…?と思うほど その症状は様々で ワケのわからない 体の状態になります。

血液検査をしても 数値に異常がなかったり 病的な異変が発見できない場合、自律神経失調症 やパニック障害、心因性の何々 と診断されたりしますよね。

交感神経と副交感神経の 切り替えがうまく行えないと 体の不調に悩まされるようになります。

自律神経の乱れる原因は 主に ストレス過多状態

現代人の体の不調は 自律神経の乱れが起因していることが多い と言っても過言ではないはず。

ストレスは 交感神経を優位にします。

緊張やストレスも 頑張る為の適度なものなら良いのですが ストレスが多い生活が日常になり それが長く続いて 慢性化している事に気づかずにいると 自律神経のバランスは乱れてきます。

肉体的なストレス多忙な仕事や不規則な生活 長時間労働 運動不足 睡眠不足…など

精神的なストレス人間関係 左遷やリストラ 仕事のプレッシャー ノルマなど お金が無い 子育ての悩み…などなど

他にも いろいろ挙げられますが マイナスイメージだけがストレスではありません。

昇進や結婚など 新生活も精神的ストレスに含まれますし 暑さや寒さなどの体感、栄養の偏りや 栄養過多なども 肉体的ストレスに含まれます。

心と身体に刺激を受ける事柄 全般におよびます。

事故や怪我、葬式、自然災害なども 心身ともに 多大なるストレスとなります。

その他には 年齢によって 自立神経が乱れやすい時期 と言うのがあります。

  • 心と体の急激な成長期の思春期
  • ホルモンバランスを崩しやすい更年期
  • 加齢など
ストレスを感じると 交感神経が優位になり 筋肉が硬くなる

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筋肉が硬くなると 血行が悪くなります。

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血行が悪くなると 栄養や酸素 が体の隅々にまで 行き渡りません。
それに加えて 不要な老廃物や 疲労物質が 体の外へ出て行かなくなります。

intervalダメージの修復や リフレッシュも進まなくなります。

疲れるような事をしていないのにも関わらず 『体が重い』『いつも だるい』などと感じるのは ストレスによる緊張が起因して 不調や疲労を感じてしまうからです。

ストレス過多の現代では 活動の緊張も多くなり 交感神経ばかりが活躍して働き 心身をリラックス 休息させて修復モードにもっていく 副交感神経の働きが 充分ではなくなって 回復が追いつかずに不調を引き起こします。

ストレスの原因となるものを取り除いていける環境づくり、心のゆとりなどを保ちつつ 毎日の生活習慣の中で 自律神経を整えていく事が必要です。

自律神経を整えるには

ストレスさえなくなれば 体調もよくなるはずなのに…
と お思いの方も 多いのではないでしょうか。

体調不良やストレスを抱えながらも いつもと同じ日常・環境の中で 戦わなければいけない

まずは 自分一人でできる程度の 生活習慣の改善から始めてみましょう。

食事

食物繊維が多い食べ物や 野菜や果物、発酵食品は 毎日の食卓に並べたい食べ物です。

すっぱいものや ワサビなどの辛い薬味系は 身体も驚く異物的な味覚です。
異物から身を守り 修復する為に 副交感神経が働いてくれます。

適度な水分を 一日のうちに 分けて摂る事も大切です。
適度な水分は 消化器~泌尿器を刺激しますので 自律神経を整えるのに効果的な方法です。

冷たい飲み物は お腹や体を冷やしますので 体を温める 黒豆茶や 生姜湯など ホット飲料がオススメです。晩酌は 日本酒や 赤ワインなど。

質の良い睡眠

体も脳も リラックスできるのが睡眠時。
睡眠中は 副交感神経が優位の状態になります。

1日 7~8時間は確保したいです。
日付が変わる前までには寝て 朝に起きましょう。

そうして 早寝早起きリズムに 少しずつでも良いので 変えていきましょう。
人間本来のリズム:体内時計に合わせる事は 自律神経を整えるには もっとも大切です。

毎日 数分ずつでも 寝る時間を早めていき 起きる時間も 少しずつ早くします。

寝れないときは 少しの寝酒もOKです。ただし 飲み過ぎは逆効果です。

しんどい時は とりあえず寝ましょう。

入浴

お風呂は 湯船にゆっくりと浸かりましょう。

お風呂でのりラックスタイムは 睡眠中に匹敵するほどの 副交感神経が優位の状態になります。

シャワーは 交感神経を高めてしまう行為ですので よくないようです。

お風呂の温度は 38~40度℃ くらいで あまり熱いお風呂には入らない方が良い。

湯船にゆっくり 10分以上はつかりましょう。
但し 20分以上の長湯は 自律神経にはよくありません。

夜ご飯の後 すぐに入るのは良くありません。
食事の前か 食後であれば 1時間~1時間半後 ぐらいに。

不眠症気味の方は 寝る前に お風呂に入って 湯船でゆっくり温まり ほかほかの状態で 寝床に入ると よく眠れるようです。

パソコン スマホ

現代人にはなくてはならない スマホ pc ですが それに加えて テレビなども 交感神経を刺激します。

スマホや pc の 依存にも近いやり過ぎは その姿勢から 首こりやストレートネックなどが 指摘されており 首のこりは パニック症候群の原因だと ささやかれています。

ヨガやストレッチなど適度な運動

運動はストレス発散には 最も効果的です。

運動をすれば 汗ばむので お風呂に入り リラックス夜もぐっすり眠れます。

自律神経を整えるためには ゆっくりするというのがベストです。
運動もゆっくり歩く ゆっくり呼吸するなど。

ヨガやストレッチなどでは ゆっくりした深い呼吸を 取り入れる事ができます。
腹式呼吸などの呼吸方法は 自律神経を整えるのに 大変 有効です。

副交感神経を呼び起こす 最も簡単で 効果的な方法が 深い呼吸:深呼吸です。

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心と体の健康は 自律神経のバランスによって 大きく変わります。

今ある体の不調が 自律神経の乱れによるモノならば それは過去に蓄積された結果の状態です。

ストレス社会の昨今で ストレスを抱えない生活をしましょう という方が 難題かもしれませんが 1日に1回は 心がリラックスできる時間を作り 心の重荷を一つずつ 減らしていきましょう。

未来の体の状態は ただ今の生活の中で作られていくものなのですから 少しずつでも 修復して副交感神経に もっと活躍してもらいましょう。