手掌多汗症の遺伝

手のひらの多汗症は 自律神経の乱れが起因する 交感神経の過剰反応が影響しています。

交感神経の過剰反応で 副交感神経との連携 動静へのバランスが上手くとれない事が原因の症状は 多岐にわたります。

この異常事態は 何かの病気じゃないかしら… と思って 病院とかで検査をしても 身体の異常・病気が見つからない場合、自律神経失調症や パニック障害などが疑わる場合もありますが

手に汗が多く出る症状なので 手掌多汗症になります。

手掌多汗症は遺伝する?

親から 遺伝したりするということも そんなに無いと言われていましたが 遺伝の有無については まだ 断定できる要素が乏しく わかっていない事も多いというのが本当のとこみたいですね。

海外では 多汗症患者で60~65%に 家族内に同じような症状の人がいた(家族内発症)との報告や 遺伝形式が常染色体優性遺伝が疑われるとの報告があります。

日本では 重症の多汗症患者の 家族内発症がみられる家系での遺伝子分析で 原因遺伝子の存在が示唆されています。

皮膚科学会のガイドラインの 多汗症を診断する6項目の中には 家族に同じ症状がある と言う項目があります。(原発性手掌多汗症だけではなく 多汗症の診断です。)

家系調査により常染色体優性遺伝の可能性が報告されていたが、原因遺伝子は同定されていなかった。

2006年、佐賀大学の研究チームが 原発性手掌多汗症の患者からDNAを抽出して 全ゲノム解析を行い、14番目の染色体の D14S1003~D14S283の間に 疾患遺伝子があると予測する解析結果を世界で初めて発表した。参照:Wikipedia

親の影響を受ける事と遺伝は別物

厚生労働省の研究班による調査によると 手掌多汗症を患っている方は 全人口の 約 5.3%
この数字は 少ない数字ではないようです。

学校でも 100人いたら 5人~ぐらいは いる計算です。
学校の中だけに密集しているわけではありませんが…

多汗症の遺伝は ある無いに関わらず

多汗症になりやすい体質や性格というのは 遺伝によるところが多いのも事実で 一緒に生活しているわけですから 生活習慣から価値観まで 親の影響を受けるところが大きいですね。

肥満体質 代謝の良い体質などは遺伝しているかもしれません。
神経質な気質、おこりっぽい性格は 親に似てくるかもしれません。
ストレスの多い生活環境、食生活などは親子で共有しているので 手汗の多汗症を招き入れる 自律神経が乱れる要素は 多々あります。

多汗症のそもそもの原因は 自律神経の失調が引き起こす ひとつの症状。

自律神経は 毎日の生活の中で かかるストレスや習慣で乱れていきます。

多くの原因因子が重なって 親も子も 手のひら多汗症を発症している場合、遺伝かな…と 親御さんの 悩みの種になったりするかもしれません。

インターネットを見ていたら いろんな美容外科などで 保険適応外の お高いボトックス注射や ビューホット治療 などなど

子供でも可能な 使用できる治療法がありますヨ!可愛いお子様の為にも…と 大々的に宣伝してますが 安易に手術に踏み込むのは 危険と隣り合わせであるという事は 認識いたしましょう。

手汗の多汗症が発症する時期

子供の手汗の多汗症は 幼児期や 思春期の頃に発症すると言われています。

心身ともに未熟である子供の頃に 抑圧・過度のストレスを与えたり、『イヤだ』『コワい』『やめて欲しい』…などなど 精神を緊張させる状態が継続~蓄積させてしまうと 自律神経のバランスが とれないままで育つ可能性があります。

思春期は 体と心の発達が著しく発達する時期でもあり 自律神経のアンバランスな状態に陥りやすい時期です。

地震や災害、事故・事件などの強烈な体験、フラッシュバックやトラウマ、PTSDなどの影響を受けて発症することもあります。